私たちは、電気を社会に届けるインフラに携わる企業です。
大きな特徴は、J-POWERグループが保有する発電・送電設備に、J-POWERグループと一体となって維持・メンテナンスを行える環境があることです。
日常的に設備に触れ、経験を積むことで、設備の状態に誰よりも詳しくなり、小さな違和感も見逃さずに故障を未然に防ぐことができます。
状況に応じて修繕計画を立て、実行に移します。こうした一連の作業を継続することで、高度な技術蓄積していきます。
また、計画の実行にあたっては、関わるすべての人が安全に働ける環境を整えることを最優先にしています。設備や作業環境の安全対策に加え、啓蒙活動や教育の充実にも力を入れています。
私たちの技術について
発電設備分野
私たちは、水力発電所においては、長年培った技術力により保守や点検を行い、設備の信頼性を保っています。
加えて古い発電機を新しい発電機に更新する「リパワリング」により、既存のダムや水路を活用しつつ、水車・発電機などを全面的に最新設備に更新することで発電効率と信頼性を向上させています。また、ダム管理においては、河川流域の安全確保と水資源の適正管理を目的として、水の放流を計画的かつ安全に実施する重要な業務も当社の知見や技術力で支えています。
土木の分野では、地熱資源の調査・掘削に加え、水力発電設備の保守・修繕、小水力発電の新設、堆砂処理、耐震工事など、再生可能エネルギーの安定供給に向け様々技術を提供しています。
これらの技術を組み合わせることで、安全で持続可能で高効率な発電設備の運用に寄与しています。
送電・変電設備分野
送電設備、変電設備の建設・保守管理、用地補償業務通じて、電気を安定的に送り届けるための設備を守っています。電線を張る工事では「延線車」と呼ばれる専用の機械を使用し、海峡部等の電線張替や撤去工事、加えて狭隘な搬入路・山岳地等で効率的かつ確実に作業を進めています。
さらに近年では、ドローンを活用して、電線や地線の監視や点検、また作業の一部をドローンで実施することにより安全で効率的に行うことが可能となりました。
こうした取り組みによって、設備の信頼性を高め、地域の暮らしを支える電力安定供給へ貢献しています。
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工学的対策とは、ガード・インターロック・安全装置・局所排気装置等の設備的対策を行うこと。
安全への取り組み
安全方針
私たちは「会社は 人間尊重を最優先とし、安全の確保と健康の保持・増進に努め、安全・安心な職場環境の形成をめざす」ことを基本方針としています。
この基本方針のもとで、以下の行動指針を掲げ、全社一丸となって取り組んでいます。
行動指針
- 法令や規程等を遵守し安全・安心な職場風土の確立に取り組みます。
- 労働安全衛生マネジメントシステムを活用して、労働災害の防止に取り組みます。
- 労働災害ゼロに向けた全員参加の安全衛生活動を展開し、安全衛生レベルの向上を図ります。
- 心とからだの健康づくりの活動を推進し心身両面にわたる健康の保持・増進を図ります。
これらの取り組みを通じて、私たちは重篤な災害の根絶の実現と社員の心身の健全さを両立させる安全文化の醸成に努めています。
主な取り組み
1.安全衛生教育
私たちの職場では、すべての社員が安心して働けるよう、入社時から継続的に安全衛生教育を行っています。
必要な資格に対する安全衛生教育、資格に応じた階層別教育、危険(安全)体感研修やeラーニングを通じて、安全知識を継続的に習得してます。
また、現場においては、実際の作業に即したOJT(On-the-Job Training(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)にてし、技術とともに安全作業に対する知識を習得しています。
2.本質安全化・工学的対策
災害・事故を未然に防ぐために、設備や作業環境そのものを安全に設計・改善しています。
危険を根本から取り除く「本質安全化」の考え方を重視し、機械や装置には安全装置やインターロック機能を導入しています。
また、DX(デジタルトランスフォーメーション)として、ドローンによる荷運搬、クラウド型カメラによる遠隔管理など最新のツールを活用しています。
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ドローンによる荷運搬 -
クラウド型カメラを活用した遠隔管理
3.安全意識の浸透
安全は一人ひとりの意識から。社員全員が「安全は最優先」という価値観を共有しています。
毎日の安全朝礼やヒヤリハット共有で意識を高めます。「一人KY指差し呼称」を実践してヒューマンエラーの防止を図っています。
一人KY指差し呼称は、対称を指差し、項目を大きな声に出しながら確認します。視覚と聴覚により脳を活性化させ注意力の向上が期待できます。
安全大会や重大リスクマップ活動、安全標語募集など参加型の取り組みも実施し、若手社員も積極的に安全活動に参加し、職場全体で安全文化を育んでいます。