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現場で活躍するプロフェッショナルたち小さな異常を観察し、
設備の長期稼働を実現する。
土木職中齋 秀友2024年入社

私が任されている仕事

私が担当している業務は、ダムおよび関連設備の保守管理です。保守管理では、五感を活用して設備の異常を早期に発見するための巡視点検や、劣化・損傷箇所を補修する工事などを行います。巡視点検は先輩社員や上司とともに行うことで、設備に関する知識や異常の特徴知ることができ、異常の発見の仕方からその対処方法までを間近で学ぶことができます。設備異常を早期に発見し、その対処を迅速に行うことで、安定した電力供給を支えています。
また、工事は河川付近で行うことが多く、雨天時には危険が伴うため、パートナー企業と連携し、資機材を安全な場所へ退避させるなど、事前対策を徹底し、無事故・無災害で完工できるよう努めています。

主な担当業務

  • 土木設備の巡視・点検

    土木設備の巡視・点検

    ダム、貯水池、導水路、調圧水槽、水圧鉄管等の様々な設備を巡視し、崩土やコンクリートのひび割れ、漏水といった異常をいち早く発見します。これにより、トラブルを未然に防ぐことができ、安全で安定した電力の供給を支えることができます。

  • 設備トラブルの対応と再発防止

    設備トラブルの対応と再発防止

    異常が発生した場合には即座に現地へ駆けつけ、点検を行うと共に、原因を特定するため、メーカーへの連絡を迅速に行います。
    問題が解決した後は、再発防止に向けて設備保有者へ改善の提案を行います。迅速な対応力と判断力が重要となる仕事です。

  • 貯水池に流入する土砂の開削と搬出

    貯水池に流入する土砂の開削と搬出

    貯水池上流に堆積した土砂をバックホウで除去し、外部へ搬出する作業を行っています。こうした作業によって貯水容量を確保し、ダムを安全かつ安定的に運用できる環境を整えています。
    河川での作業となるため、天候を十分に考慮し、安全管理を徹底して進めています。

一日の
仕事の流れ

  • 8:30 - 8:40

    出社・朝礼

    メールやスケジュール確認後、グループ内で朝礼を行います。現場作業が多いため、その日の作業内容や季節災害対策を含めた注意事項を共有し、安全意識を高めます。

  • 8:40 – 12:10

    現場移動・安全管理

    現場到着後、パートナー企業と注意事項を共有し、安全意識を統一します。設備や環境に異常がないか確認し、異常発見時は上司やパートナー企業と連携し、即座に対応します。

  • 12:10 – 13:00

    昼休憩

    昼休憩はパートナー企業の方々と一緒に昼食を取り、気軽な会話を楽しんでいます。雑談を通じて自然とコミュニケーションが深まり、その後の作業を円滑に進めるための良い雰囲気づくりにもつながっています。リフレッシュしつつ、午後の仕事に向けて気持ちを整える大切な時間です。

  • 13:00 – 16:00

    設備巡視・詳細点検

    コンクリートや鋼構造物、周辺道路などを細かく巡回し、点検や各種測定を行います。小さな異常も見逃さないよう、落石や雑草の処理で環境を整えるなど、設備の長期稼働に向けた地道な取り組みを行います。

  • 16:00 - 16:50

    報告書作成・翌日準備

    現場作業や点検の整理を行い、報告書を作成します。その後、翌日の予定を確認し、作業道具の点検・準備を行います。事前の準備を徹底し、不測の事態にも余裕をもって対応できるように備えます。

  • 16:50 - 17:00

    終礼・退社

    終礼で当日の業務報告と翌日の予定を共有します。自然相手の仕事だからこそ、日々の小さな確認や準備を怠らないことが、安定した電力供給を支えることに繋がると意識して退社します。

私の仕事のやりがい

最も印象に残った仕事は、私が担当している地震計点検業務に関することです。ダムには地震を感知する感震器や観測データを記録する地震観測装置が設置されています。
入社1年目が終わるころ、この装置が不具合により起動しなくなりました。これを放置すると、ダムやその他設備の地震による不具合にいち早く対応できず、電力の安定供給ができなくなるだけでなく、地域住民に被害が及ぶ可能性もあります。
そのため、早期復旧を最優先とし、地震計点検をともに担当しているパートナー企業と密に連携し、問題解決に向け、即座に原因究明・対策の実施を進めました。
不具合が解消するまでは、地震への不安がありましたが、無事に早期復旧できたことで、大きな安心感と達成感を得ることができました。

私が次に挑戦したいこと

現在、水力発電設備の保守管理業務に従事しており、ダムや水路、取水設備などの点検・補修を通じて、インフラの安全性と安定稼働を支えています。今後は、老朽化設備の更新計画や災害対策の強化に関わり、計画立案から施工管理までのスキルを高めたいと考えています。
中長期的には、再生可能エネルギーの拡大に伴う新規水力施設の建設プロジェクトにも参画し、地域環境との調和を図りながら持続可能な電力供給に貢献したいと思います。将来的には技術部門の中核として、若手技術者の育成や技術継承にも力を入れ、会社全体の技術力向上に寄与することを目指します。

現場で活躍するプロフェッショナルたち